尾崎町の浜手に位置する地区。大西町は尾崎町の通称町であるが、独自の町会を所有し、祭礼には町会を保存会とし参加する。

大西町のやぐらは平成三年に新調。当時は、独特な風貌を持つ切妻屋根であったが、平成十四年の大修理の際、他の地区にはない特徴をと、大屋根を入母屋、扇垂木に改修打ち直し。やぐら屋根には珍しく飾金具を使用していない。姿見が美しく、左右に大きく張り出した大屋根で曳行する様は豪快そのものである。この屋根は以前の屋根を基調として製作された為、改修前の風貌をどことなく漂わせる作りとなっている。

彫刻は神話物語、太平記、義経記、忠臣蔵美談など、様々な場面が選りすぐられ施されている。町民自慢の本幕は川中島大合戦が見事に織り込まれ、豪華絢爛な容貌を見せる。

大西町内には海老野浜が存在。縁起の良い海老を町のシンボルとし、海老の意匠が法被に描かれている。「海老野」は町の通称として、法被ややぐら装飾のいたる所に海老野の文字が施されている。




   



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