京都賀茂神社の改修の際、御霊箱を加茂川に流したところ、箱作の海岸に漂着。この地に賀茂(加茂)神社を造営。この故事ゆえ、この地は箱着里(ハコツクリ)と呼ばれるようになる。箱作地区は西と東の両自治会に分かれ、それぞれやぐらを所有している。

西地区の現やぐらは昭和六十三年新調。製作は安田建設。屋根周りに特徴があり、大唐破風の屋根に正面枡合の無い枡組。小屋根が大きく威勢の良い曳き手の元、曳行する様は圧巻。彫刻の中心場面は中国三国志演義。牡丹の彫刻に施された桃色の色彩が鮮やかで珍しい。宮入は地元の加茂神社。

先代は大正八年新調。現やぐら新調に伴い旧やぐら庫に解体保存。

 



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