以前の波有手村東地区のやぐら。祭礼では上組(ウエグミ)を名乗る。波有手村は明治期に新村と合併し西鳥取村が成立。現在では自然田上組と区別する為、西鳥取上組と表現されることが多い。

現在曳行中のやぐらは平成六年新調入魂式。大工棟梁古川福夫、彫刻坂本工芸。地元住民の事細かな要望を受け入れ製作された。切り立った姿見の大屋根、鬼板の獅噛、一つ一つが大きく表情豊かな枡組肘木の龍などが特徴。彫刻中心場面は源平合戦記。いたるところに施された青龍や唐獅子の彫刻の迫力、大屋根右幕板の川中島大合戦は見事である。

先代のやぐらは製作年不詳であるが大正以前新調。現在は岬町淡輪で曳行中。


  



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