波有手北地区のやぐら。以前は北出地区の上組、中出地区の下組に別れ、それぞれやぐらを所有し曳行していたが江戸末期にこの二地区が合併。地区名を北とし、記念として一台のやぐらを新調した(先々代)。地区も大きく曳き手も多いため、大型のやぐらを製作したと云われる。祭礼では地区の恒久繁栄を願い「榮組」を名乗る。

現在曳行中のやぐらも非常に大きく、平成二年に新調された。製作は名工と名高い岡川兄弟が手がけ、彫刻は木下頼定が責任者となり鑿を振るった。彫刻場面は先代やぐらを踏襲し、川中島大合戦や大坂城夏之陣が忠実に再現され見るものを魅了する。

先代やぐらは現やぐら新調の際、解体され保存されている。


   



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