波有手(ボウデ)組は波有手南、波有手西の連合。二地区が共同で曳行する。以前はそれぞれやぐらを所有し曳行をしていたが、伊勢湾台風により西地区のやぐらが小屋もろとも倒壊という大惨事となったために曳行を休止。また、昭和四十年代に到来した台風により南地区のやぐらが倒壊し、曳行を休止。以後両地区は祭礼に参加せず、祭礼日には他地区のやぐらを見守った。

やぐらをもたない悲衰を数年間味わった住民が、遂に曳行復活に向け踏み出したのは昭和後期。悲劇を共に味わった両地区が手を取り合い、曳行を再開するに決まる。当時曳行されていないやぐらを貝掛より譲り受け、ついに昭和六十年、南、西、両地区共同で曳行を再開した。地区の合併や統合ではないため新たに地区名は創作せず、村名の「波有手」を名乗り祭礼に参加する。

現在のやぐらは平成二年新調。大工は地元の岡川兄弟と柿野氏の共同による製作。彫刻責任者には地車彫刻で名を馳せる木下賢治。非常に大型のやぐらで、張り出した大屋根や、手の込んだ彫刻が見ものである。紺色、併せ煉瓦という特徴ある法被は地区に隣接する大阪湾の大海原をイメージし、纏頭には鯛の意匠を施すなど、漁師町らしい特徴を随所に見せている。



   



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